ドラゴンボールが終わり、マガジンに部数が抜かれた時代を、ジャンプ史研究家(?)の方々はジャンプ暗黒期と呼びます。
そのころの連載は、るろうに剣心、シャーマンキング、封神演技、マインドアサシン、などなど。
当時、少年だった自分は、「ジャンプ迷走してんなーマガジンの方がおもしれーや」と思っていたものです…、が。
今当時の漫画を読み返してみるとすごいおもしろい。マインドアサシンは少年誌でこれをやったっていうのが信じられないくらいに抒情的だし、るろうに剣心に対しては、隠れた幕末史を知ってからその本当のヤバさに気づいて戦々恐々とする日々だし(和月先生は、想像だけれども、時代の資料を読み込んで、その時代に踏みつぶされた人間を描くこと、そしてかつ、少年漫画を描くことに対してものすごく達者な人なのだと思う。それは、エンバーミング斬り裂きジャック編でもそれはもうものすごい事に)。シャーマンキングは言わずもがな。801ちゃんは未だに封神演技がトラウマだそうです。
結論:いつの時代もジャンプはすごいや…。
ジャンプ SQ. (スクエア) 2009年 07月号 [雑誌] | |
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ご連絡:ガイナックスさんのトップ絵を描かせていただきました。エヴァは、もう、いろいろと、ええ、人生の黒歴史も含めて、あれでした。
チベは劇場版初日に大阪で並んだんですが、同日、801ちゃんも、そこで並んでいたということで、もしかしたら、その時町のどこかですれ違っていたのかもしれません。運命…?もっとまがまがしい何かだ。